2009年08月31日

第十一番 深雪山 上醍醐 准胝堂 【西国巡礼/京都】

 
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『第十一番 深雪山 上醍醐 准胝堂』

逆縁も
もらさで救う
願なれば
准胝堂は
たのもしきかな

西国第十一番上醍醐寺





西国巡礼の中で一番難所の上醍醐寺准胝堂さん。参道の登山口から1時間以上の登山を要します。
そんなこともわかっていなかった私、2007年の年末に滋賀の各寺を巡った帰り、夕方近くにのん気に醍醐寺さんへ行くと、准胝堂まで要登山ということを知りました。ごめんなさい、今から行くのはとてもむりです・・・と、すごすごと帰ってきてしまいました。

改めて挑戦しよう!と考えていたら、思いがけずすぐに挑戦の機会がやってきました。お正月明けに京都を散策したあと、一晩過ごしてから青春18切符で違うお寺さんへ行こうともくろみましたら、肝心の青春18切符を持ってくるのを忘れていることに気づきました。

そこでよし行こう!と向かいましたのが上醍醐でした。朝早くから京都市内から地下鉄で醍醐駅まで向かいまして、てくてく歩いて醍醐寺さんへ。

女人堂の前で杖を借りて出発です。
ふとっちょに登山。はい、私、かなり太っています。重力に逆らうのはきつく、ちょっと泣きそうになりながらも一歩一歩登ってゆきました。たくさん登ってる方たちとすれ違ったり追い越されたり、苦しくとも元気に挨拶をすることを忘れずに。
准胝堂の姿が見えたとき、本当に嬉しく登ってよかったと思いました。


残念ながら准胝堂は平成二十年八月に落雷により焼失してしまったそうです。先達さんの友人から聞いたときにはショックでした。
現在は女人堂にて納経が行われているそうですが、上醍醐への入山も可能になっているとのことです。

ご詠歌と寺紋の桐紋、上醍醐寺の文字の入ったこちらの手ぬぐい、上醍醐への登山の思い出の詰まった熱い一枚です。苦しいときもこの手ぬぐいを持っていれば頑張れるのではないかと思っています。

そしていつかまた上醍醐への登山に挑戦してみたいです。それまでには少しは痩せておかないとですが。

准胝堂さんがはやく再建されることを祈っています。



ご詠歌
【逆縁も もらさで救う 願なれば 准胝堂は たのもしきかな】

ご朱印(平成二十年一月六日)

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所在地:京都府京都市伏見区醍醐醍醐山







西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/
醍醐寺HP→(http://www.daigoji.or.jp/




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登山口にて。さぁ頑張っていこう。[AGAT18K撮影]



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准胝堂。こちらにたどり着くまでカメラを構える余裕もありませんでした。[AGAT18K撮影]



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准胝堂前の階段にて。[AGAT18K撮影]



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振り返って一枚。またお参りに行けますように。[AGAT18K撮影]



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下山しながら一休み。頑張れば素敵な思い出になることをしみじみ感じました。[AGAT18K撮影]






<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国11/111)
 



posted by なこんぶ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月29日

第十番 明星山 三室戸寺 【西国巡礼/京都】

 
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『第十番 明星山 三室戸寺』

夜もすがら
月をみむろと
わけゆけば
宇治の川瀬に
立つはしらなみ

京都宇治




私にとって西国巡礼のスタートとなった紀三井寺さんにお参りをしてから1年半ほど西国さんのお寺さんにお参りをしていませんでした。
二番目のお寺になったのが三室戸寺さんで、さぁこれからもっと頑張って巡礼をしよう!と思うようになったお寺さんでした。

5月の爽やかな陽気の中、愛車で出発。古いツーリングマップには載っていない新しい道路ができていて、すんなりと三室戸寺さんに着いてしまいました。

色々なお花で有名な三室戸寺さんなので庭園がとても綺麗でゆっくりと散策するのがとても気持ちが良かったです。
だいぶ昔に先達さんになっている実家の母に電話をすると、母にとっては初めて西国さんのご朱印をいただいたのが三室戸寺さんだったそうで、お花がとても綺麗だったことをよく覚えているそうです。
ツツジ、シャクナゲ、アジサイにハス、と季節季節にいろいろなお花が咲くようですのでまたお参りに行ってみたいと思います。

さて手ぬぐいです。色とりどりのお花たちの咲き誇る三室戸寺さんなのでお花が入ってくれたらいいなぁなんて少し思ってしまいますが、描かれている橋は想像では宇治橋かと思うのですが、わかりません。三重塔と山、そしてご詠歌。シンプルなつくりの手ぬぐいです。
こちらの手ぬぐいを使うたびに、目にした庭園の鮮やかなお花たちのことが心の中に浮かぶのではないかと思います。





ご詠歌
【夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波】

ご朱印(平成十九年五月十三日)

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所在地:京都府宇治市莵道滋賀谷







西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/
明星山三室戸寺HP→(http://www.mimurotoji.com/




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山門。受付から入ってしばらくすると見えてきます。[AGAT18K撮影]



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本堂に向かう階段前にて。[AGAT18K撮影]



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手水所にて。はい、おててを綺麗に清めましょう。[AGAT18K撮影]



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本堂。ご本尊は平成二十一年十月〜十一月にご開帳のようです。[AGAT18K撮影]



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三重塔。新緑が綺麗でした。[AGAT18K撮影]



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アジサイ寺といわれる三室戸寺さんですが私のお参りした5月はツツジなどが綺麗に咲いていました。[AGAT18K撮影]





<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国10/110)
 

posted by なこんぶ at 22:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

第九番 興福寺 南円堂 【西国巡礼/奈良】

 
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『第九番 興福寺 南円堂』

奈良 興福寺

はるのひは
なんえんだうに
かがやきて
みかさのやまに
はるるうすぐも

西国九番南円堂参拝記念




奈良といえば興福寺さん!というくらいに有名な興福寺。
その興福寺の一堂が南円堂です。これまで何度か参拝したことがあったのですが、西国巡礼の札所ということを意識していませんでした。

お友達の美容師さんがこちらの興福寺さんからすぐの場所のお店にいるので、髪を切ってもらいに奈良までいくときには必ずといっていいほど興福寺さんの境内にお散歩にいきます。この時も南円堂にお参りしたあとに髪を切ってもらいました。

五重塔と東金堂が並んだ風景を眺めていると、奈良らしい広々した雰囲気にすがすがしい気持ちになります。
おっきい鹿さんにびびってみたり、ちっちゃい鹿さんの可愛らしさに癒されたり、隣接する奈良公園を歩くのもとても楽しいです。

初めてご朱印をいただいたこのとき、納経所の方がとても明るい感じのおじいちゃんで、満願まであと少しだった納経帳を眺めて若いのにえらいねぇ〜なんて言ってくださいました。
す、すいません、若くないです。とも言えず。笑 次の日に長谷寺さんにお参りすることを告げると、にこにこした笑顔で気をつけて行きや〜と言ってくれたことがとても嬉しかったです。

さて手ぬぐいです。
奈良に興福寺の手ぬぐい有り!と大きな声で言いたいくらいの素敵な手ぬぐいでございます。
南円堂の絵と五重塔、そしてちょこんと描かれている鹿さん。そしてどーんと「奈良 興福寺」の文字。熱いですね。

以前紹介した京都の六波羅蜜寺さんの手ぬぐいと同じように真ん中で分かれて逆に染めてあるのも珍しいと思います。

奈良にお散歩に行かれたときにはぜひこの手ぬぐいをお土産に!
この手ぬぐいで汗を拭けば、興福寺さんの広々とした境内のようにすがすがしい気分になれそうです。



ご詠歌
【春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうす雲】

ご朱印(平成二十一年二月二十六日)

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所在地:奈良県奈良市登大路町







西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/
法相宗大本山興福寺HP→(http://www.kohfukuji.com/




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近鉄奈良駅からてくてくと南円堂にやってまいりました。[AGAT18K撮影]



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五重塔と東金堂。奈良に来たなぁと感じられる景色です。[AGAT18K撮影]



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興福寺の五重塔。[AGAT18K撮影]



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夕暮れどきの南円堂。[AGAT18K撮影]



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八角形の南円堂を真正面から。堂々としています。[AGAT18K撮影]



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奈良の主役、鹿さん。また会いにいきたいです。[AGAT18K撮影]




<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国09/109)
 

posted by なこんぶ at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

第八番 豊山 長谷寺【西国巡礼/奈良】

 
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『第八番 豊山 長谷寺』

いくたびも
参る心は
はつせてら
山もちかいも
ふかき
谷川

大和長谷寺参拝記念



まだ寒かった2月、天理の友人のところへ泊めてもらって近鉄電車で向かいました長谷寺さん。近鉄長谷寺駅で降りると坂をくだり、国道を渡り右手へと続く参道を上がっていきました。
途中に西国番外札所である法起院がありますのでそちらでも参拝いたしました。

2年ほど前だったでしょうか、大晦日にNHKで放送されるゆく年くる年で長谷寺が中継されていたとき友人が長谷寺にお参りに行っていて、見てみて〜とメールをもらって実家からテレビで見ていました。そのときから長谷寺さんはこういう感じなんやなぁ、とお参りするのを楽しみにしていました。

長谷寺さんの前を通る国道165号線を渡ったとき、わくわく感でいっぱいになり坂道も階段もふとっちょな私にしては元気いっぱいに登ることができました。

屋根付きの回廊は本当に素敵です。そして観音様の優しいお顔立ちも素敵でした。本堂の舞台から眺める長谷寺さんの境内の景色も。

ボタンで有名な長谷寺さん、登廊を彩るように描かれたボタンの花が配された手ぬぐい。長谷寺さんの特徴をよく表してある素敵な手ぬぐいです。

いつかまたボタンの咲き誇る季節にお参りに行ってみたいと思っております。



ご詠歌
【いくたびも 参る心は はつせ寺 山もちかいも 深き谷川】

ご朱印(平成二十一年二月二十七日)

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所在地:奈良県桜井市初瀬





西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/
総本山長谷寺HP→(http://www.hasedera.or.jp/




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屋根付きの回廊である登廊を登ってゆきます。[AGAT18K撮影]



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途中に折れ曲がているところがあります。[AGAT18K撮影]



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本堂の舞台から。[AGAT18K撮影]



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大悲閣と書かれた本堂の額。[AGAT18K撮影]



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本堂から眺めた風景。山の中にあるのがよくわかります。[AGAT18K撮影]




<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国08/108)
 

posted by なこんぶ at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

第七番 東光山 龍蓋寺(岡寺)【西国巡礼/奈良】

 
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『第七番 東光山 龍蓋寺』

けさ見れば
露岡寺の庭のこけ
さながら瑠璃乃
光なりけり

大和岡寺参拝記念



第六番壷阪寺さんに参拝に行ったあとに向かいました岡寺さん。
明日香の石舞台の近くにあります。レンタサイクルを借りて走っている方がたくさんいて、その昔中学生の頃遠足で来てレンタサイクルで浮かれて走り回っていて思いっきりコケたことをなぜか思い出しました。
今回は単車で行きましたが、またゆっくりとレンタサイクルで走りまわってみたいです。このあたりはそう感じるゆったりとした空気が流れているように思います。

ところでなぜ正式名称を龍蓋寺というのか知りませんでした。
このあたりで暴れて農民を困らせていた龍を義淵僧正という方が池に閉じ込めて石で蓋をしたというので付けられているのだそうです。

その龍が描かれている岡寺さんの手ぬぐい。そして描かれているお花は約3000株もあるというシャクナゲの花でしょうか。
龍の描かれた岡寺さんの手ぬぐい、西国さんの手ぬぐいの中でも抜群に格好良いい一枚だと思います。



ご詠歌
【けさ見れば つゆ岡寺の 庭の苔 さながら瑠璃の 光なりけり】


ご朱印(平成十九年五月二十日)

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所在地:奈良県高市郡明日香村





西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/
東光山龍蓋寺HP→(http://www4.kcn.ne.jp/~balance/




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仁王門。急な坂を登ってくると迎えてくれます。



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本堂。どーんと大きく構えていらっしゃいました。



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境内にて。なーむー。



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三重塔。岡寺さんものんびりした良い雰囲気のお寺さんでした。[AGAT18K撮影]






<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国07/107)
 

posted by なこんぶ at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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