2011年02月10日

伊能忠敬 日本地図 佐原【千葉】

 
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『忠敬翁と日本地図』

 御用 測量方


 伊能家家訓

 第一、仮にも偽をせず孝弟忠信にして
 正直たるべし

 第二、身の上の人ハ勿論身下の人にて
 も教訓意見あらば急度相用堅く守るべし

 第三、篤敬謙譲にて言語進退を寛裕に
 諸事謙り敬ミ少も人と争論など成べからず




以前帰省したときに母と青春18切符で茨城の鹿島神宮や銚子のほうまでお出かけしてみたことがありました。(参考手ぬぐい→◎「鹿島神宮 【茨城】」(http://nippontenugui.seesaa.net/article/115709071.html))
そのときにお昼ご飯を食べようと途中下車したのが佐原駅でした。母は佐原の町を歩いてみたことがあったらしくとても良い町並みだったと話してくれて興味を持ちました。でもそのときは時間がなくて駅前の食堂でゴハンを食べただけでお散歩にはいけずじまい。いつかまた探索しにくるでー!と思っていたら、昨年末思いがけずお散歩しに行くことができました。

千葉出身のお友達がクルマで連れていってくれた佐原。佐原は日本の地図の神様、伊能忠敬さんの出身地。友達が「チュウケイさんチュウケイさん」と言うので、なんでかいな?と思ったら、土地の方は愛をこめてチュウケイさんと伊能忠敬のことを呼ぶようです。

残念ながらちょうど行った日は伊能忠敬記念館はお休みでしたが、醸造業を営んでいた伊能忠敬旧宅を見たり古い町並みを眺めたり、裏通りにあった和菓子屋さんでおまんじゅう買ってほくほくしてみたり、佐原の町を堪能させてもらいました。

はてさて、一枚くらいどこかで手ぬぐい見つけられないものかしらと色んなお店をのぞいておりましたら、目に飛び込んできたのが今回の一枚。
福新呉服店さんで発見しました!!
日本地図に伊能忠敬さんのお姿、伊能家の家訓も入ってとっても素敵でございます。

手ぬぐい手ぬぐいといつも言ってても実は染め方に関してはぜんぜんわかってないわたくし。この染め方はいわゆる注染ではなく捺染っていうのんでしょうか?ぱりっと硬い感じです。
あまりにもカッコイイので興奮しすぎてお店の方にそのことを聞くのをすっかり忘れて帰ってきてしまいました。


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↑福新呉服店さん。改装中でしたが、明治28年(1895年)に建てられたとのことでとっても立派です。


そしてもうひとつ、こちらで大変興奮する一枚に出会うことができました。
古い物を色々と飾ってはったんですが、その中に何の気なしに置かれた輝く手ぬぐいが!!

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戦時中の除隊紀念手ぬぐいです。東京・上野御徒町にある軍モノを扱うショップ、中田商店(http://www.nakatashoten.com/)で当時の手ぬぐいの復刻版を作って扱ってるんですが、本物の手ぬぐいを目にしたのは初めて!!ホンモノやで!これホンモノや!

実物を見られたい方はぜひ福新呉服店さんへ。何気なく置かれているのがミソでございます。


旅をするのに必要なのは地図。
50歳で隠居してから江戸に出て、日本全国の測量を71歳まで行ったという伊能忠敬さん。
わたくしもまだまだこれからやな、って元気が出ました。

日本の地図の神様、伊能忠敬手ぬぐい!旅先で使いたい熱い一枚。この一枚を持っていたら迷子にならへんかも?
佐原に旅してチュウケイさんに会いにいきませんか。




入手場所:佐原・福新呉服店さんにて
入手年:2010年




香取市観光公式サイトHP→(http://www.katorishi.com/
水郷佐原観光協会HP→(http://www15.ocn.ne.jp/~skk/
小野川と佐原の町並みを考える会 HP→(http://www.sawara-machinami.com/
伊能忠敬記念館HP→(http://www.city.katori.lg.jp/museum/
福新呉服店紹介ページ→(http://www.sawara-cci.or.jp/aruki/japanese/map/dennkenn/den/10den_frame.html





所在地→千葉県香取市佐原(福新呉服店)
地図↓







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佐原、伊能忠敬旧家前樋橋付近。お船にこたつですよ![旧ソ連製カメラAGAT18K撮影]




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樋橋の落水・ジャージャー橋。水落ちてます![旧ソ連製カメラAGAT18K撮影]




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伊能忠敬旧家。チュウケイさんのおうち。[旧ソ連製カメラAGAT18K撮影]




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日本の地図の神様!伊能忠敬銅像。[PENTAX W90撮影]




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素敵な町並み。こんな素敵な建物がたくさん現存しています。[旧ソ連製カメラAGAT18K撮影]




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佐原三菱館。1914年(大正3年)建造の旧三菱銀行のレンガの建物。[PENTAX W90撮影]




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静かでのんびりした佐原の町、ぜひお散歩へ![PENTAX W90撮影]








<観光>
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posted by なこんぶ at 00:11| Comment(6) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんと!
実は私の生業なんです。
伊能図は凄いと思います、今では色んな機材を駆使して
形、数値にしますが、江戸時代にあれだけの物を作ってしまった伊能忠敬さんにはその名前や記事などを拝見するたびに敬意を表しています。
レトロな街、タイムスリップしたかのような雰囲気のする空間ではそこに身をおくとノスタルジアを感じることが出来ますよね!最先端の街もいいですが温故知新!新たな発見(手ぬぐい)が期待されることも多々ありますよね〜。

Posted by honour at 2011年02月10日 06:32
>honourさん

それはそれは!そういうお仕事されてるんですね。…と、なんとなく想像していますが。
伊能忠敬さんのことよく知っておられるようですね。
関東方面にお出かけされることがあったら佐原に行ってみられたらいかがでしょう。尊敬してらっしゃる伊能忠敬さんが50歳まで暮らしていたところですからhonourさん嬉しいんやないかなと思います。

温故知新、ほんまにそうですね。ぴったりの言葉をありがとうございます。これからも温故知新で色んなことを見つけて勉強して、それから手ぬぐいにも出会っていきたいと思います。
Posted by なこんぶ at 2011年02月14日 01:10
何を隠そう、私も測量かじってます!メインじゃないけど。
だから東海地方は色々と出かけていますが・・・仕事なのでありそうな所に近づけずorz
やっぱ観光でゆっくりがいいですよね!
今回の手拭い、公図・配色とも素晴らしい!あーーー手拭い探しの旅に出たい・・・
Posted by 原色局長 at 2011年02月14日 13:59
>原色局長さん

ほう!そうなんですね。
仕事柄色々と行かれるのでしょうね。でもお仕事中やと厳しいでしょうなぁ。うーん。
ゆっくり周りたいですもんね。局長さんに旅ができる時間ができますように!
東海地方手ぬぐい局長として期待してますから。

時間ができて関東方面に行かれるときには伊能さんに会いにいってほしいです。測量の神様が降りてきてオシゴト、さくさくできるようになるかもしれませんよ。
Posted by なこんぶ at 2011年02月15日 23:18
基本的に裏まで色が通っているのが注染、もしくは職人が施した捺染(なっせん)。

余談、高級なスカーフなんかも熟練した職人の手による捺染なので裏まで染まってますね。

裏まで色が通ってなく白っぽいのがプリントと思って頂いて結構かと。

注染は生地にとっては厳しい技法なので生地の脆弱(ぜいじゃく)が起きるリスクがあるが、副作用でソフトな仕上がりになる事が多いです。

にしても戦中の手ぬぐいが残っているとは…
Posted by じゅんいち at 2011年02月16日 05:12
>じゅんいちさん

ほうほう、詳しくありがとうございます。
染物で柔らかいのんが注染で、硬いパリッとした染物が捺染やと思ってました。
なるほどーそういうわけで注染の手ぬぐいは柔らかくなるんですね。使い込んでふわふわに気持ちよく育ってくれますもんね。

戦中の手ぬぐいは他にも以前に骨董市で特攻隊の方が作ったという手ぬぐいを見たことがあります。「神風」って染めてあるものでした。中田商店で作ってるレプリカのもなかなかすごい柄のがあるので、東京に行かれたら見に行ってみてください。
Posted by なこんぶ at 2011年02月16日 23:58
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