2010年01月23日

番外 東光山 花山院(菩提寺)【西国巡礼/兵庫】

 
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『番外 東光山 花山院(菩提寺)』

 ありまふじ
 ふもとの
 きりは
 うみににて
 なみかと
 きけば
 おのの
 まつかぜ

 西国霊場
 中興開山
 花山院



西国三十三所手ぬぐい巡礼、番外も含めて36枚目。とうとう最後の一枚になりました。

車や単車などで参拝に行かれる場合には、
第二十五番 御嶽山 清水寺(播州清水寺)【西国巡礼/兵庫】http://nippontenugui.seesaa.net/article/134448678.html)と一緒に参拝に行かれる方も多いかと思いますが、私の場合は播州清水寺さんにお参りに行ったときには清水寺さんでゆっくりしすぎたのか時間がなくなり花山院さんにはお参りに行かずに帰ってきました。

西国三十三所を巡礼し終えて、最後の最後にお参りに行くことになった兵庫県三田市にある花山院さん。
最後の巡礼は私の基本の巡礼スタイルだった単車でお参りに行くことにしました。
宝塚の山を越えて三田へ。
到着して山門をくぐったときには、これでほんまに三十三所+番外三所、三十六のお寺さんに全部来られたんやなぁって嬉しいようなちょっぴりせつないような色んな思いがまじってじわっときました。
境内から眺める風景がとても良く、のんびりした優しい雰囲気のお寺さんでした。

西国巡礼、中興の祖・花山法皇が隠棲したという花山院。これまで集めてきた手ぬぐいのほとんどに書かれているご詠歌はすべて花山法皇のご詠歌です。
そのご詠歌「有馬富士ふもとの霧は海に似て波かときけば小野の松風」のとおりに有馬富士と松並木の姿と本堂である花山法皇殿が描かれた花山院さんの手ぬぐい。情景が思い浮かぶ素晴らしい一枚です。


半年に渡って続けてきた西国巡礼手ぬぐいの掲載はこれにて終わります。色々なことを想い、考え、感じた西国巡礼でした。
ご朱印帳と手ぬぐいとたくさんの思い出は私の宝物になりました。
ありがとうございました。



ご詠歌
有馬富士 麓の霧は 海に似て 波かと聞けば 小野の松風

ご朱印(平成二十一年六月二十八日)

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所在地:兵庫県三田市尼寺







西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/
花山院菩提寺HP→(http://sanda-kazanin.com/




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山門。こぢんまりとしていました。[AGAT18K撮影]




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本堂・花山法皇殿。[AGAT18K撮影]



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境内からの展望は素晴らしいです。ベンチに座ってのんびり眺めました。[AGAT18K撮影]



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西国手ぬぐい巡礼、無事に巡れて嬉しかったです。ありがとうございました!






<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国番外03/136)
 



posted by なこんぶ at 00:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

番外 華頂山 元慶寺 【西国巡礼/京都】

 
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『番外 華頂山 元慶寺』

 待てといはは
 いとも賢し
 花山に
 しばしと啼かん
 鳥の音もがな

 西国三十三所番外札所
 花山法皇 元慶寺



暑い暑いー、と汗をかきかき国鉄山科駅から歩いててくてくと向かいました元慶寺さん。西国三十三所を勝尾寺さんにて満願して1ヶ月あまり。残り番外札所はこちらの元慶寺と花山院だけになり、とうとうほんまに全部終わるんやなぁと、嬉しい気持ちとちょっと寂しい気持ちを両方持ちながらの参拝でした。

山科はいつも琵琶湖方面に抜けるのに国道1号で通過してしまうことが多いので、電車で行ってゆっくり歩いて行ってみることにしてみました。山科駅からは住宅街をぬけつつ30分ほど歩きます。途中でアイスを買って食べたり寄り道したり程よいお散歩コースでした。

住宅街の奥にこぢんまりとした山門が建つ元慶寺さん。札所の順番通りに巡ると、第十四番園城寺(三井寺)と第十五番観音寺(今熊野観音寺)の間にお参りするようです。
西国巡礼を復活させた中興の祖花山法皇が出家したのがこちらの元慶寺なのだそうです。

手ぬぐいはシンプルにご詠歌に番外札所花山法皇元慶寺と染め抜かれ唐草風の模様が入っています。この模様が何かを意味するのか調べてはみたのですがわかりませんでした。
夏の始まりの6月の暑さの中楽しく歩いた思い出を思い出しながら、汗を拭くのにぱりっと使いたい一枚です。



ご詠歌
待てといはば いともかしこし 花山に しばしと啼かん 鳥の音もがな

ご朱印(平成二十一年六月二十七日)

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所在地:京都府京都市山科区北花山河原町







西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/





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住宅と田んぼの間を北上していくと見えてくる山門。田植え後の田んぼにはタニシやゲンゴロウがいて小さなオアシスのように見えました。[AGAT18K撮影]




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山門。こぢんまりと建っています。[AGAT18K撮影]



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本堂。たくさんの緑に囲まれ良い雰囲気のお寺さんでした。[AGAT18K撮影]





<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国番外02/135)
 

posted by なこんぶ at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

番外 豊山 法起院 【西国巡礼/奈良】

 
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<手ぬぐい資料提供:クロコさん>

『番外 豊山 法起院』

 徳道上人ご詠歌

 極楽はよそには
 あらじわがこころ
 おなじはちすの
 へだてやはある

 大和国長谷寺開山坊

 西国三十三霊場
 番外札所
 法起院


西国巡礼には三十三ヶ所のお寺さん以外に3つの番外札所がございます。
まずは法起院さんから紹介したいと思います。

第八番札所長谷寺さん第八番 豊山 長谷寺【西国巡礼/奈良】http://nippontenugui.seesaa.net/article/125240862.html)の門前にある法起院。長谷寺を開いた徳道上人が隠棲したお寺さんで、長谷寺の門前にあります。
西国観音霊場三十三ヶ所を広めるように閻魔大王に教えられ、三十三ヶ所を巡った徳道上人がご本尊だそうです。

近鉄大阪線の長谷寺駅からてくてくと坂をくだり、またまた坂を登りつつ参道を歩いて長谷寺さんにお参りする途中でお参りさせてもらった法起院さん。こぢんまりと落ち着いた雰囲気のお寺さんでした。

番外札所にも手ぬぐいはあるのかな〜と期待していましたら、先達さん(全ての札所を巡った人のことをいいます)のお友達が作られてるよ、と教えてくれました。
そういったわけで期待を膨らませて法起院さんにお参りしたのですが!!・・・売り切れていたのか、もう作られていないのか、ありませんとのこと。
しょんぼりしながら長谷寺さんにお参りにいきました。

帰ってきてからお友達に確認して、法起院の手ぬぐいを見せてもらいました。徳道上人の姿が描かれ、ご詠歌とともに黒く染め抜かれた法起院の手ぬぐい、カッコイイではないですかーー!

余計にしょんぼりです。
また作られているのかもしれませんが、法起院さん、ぜひまたこの手ぬぐいを作ってくださいませ。お願いします。

またいつかこんどは単車でツーリングしながらお参りしに行かせてもらって確認しにいこうかと思っています。




ご詠歌
極楽はよそにはあらじわがこころ おなじ蓮のへだてやはある

ご朱印(平成二十一年二月二十七日)

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所在地:奈良県桜井市初瀬






西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/
西国番外札所長谷寺開山堂法起院HP→(http://www.houkiin.or.jp/




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長谷寺さんへと続く参道沿い。残念ながら雨模様でしたが静かな街の佇まいが素敵なところでした。[AGAT18K撮影]




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法起院、山門にて。[AGAT18K撮影]



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本堂。[AGAT18K撮影]






<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国番外01/134)
 

posted by なこんぶ at 23:21| Comment(4) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月11日

第三十三番 谷汲山 華厳寺 【西国巡礼/岐阜】

 
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『第三十三番 谷汲山 華厳寺』

 いままでは
 おやとたのみし
 おいづるを
 ぬぎておさむる
 みののたにくみ

 西国三十三番
 美濃国谷汲山寺



とうとう西国満願のお寺さんである谷汲山華厳寺さんが登場です!
順番がばらばらで巡礼をしたので華厳寺が満願のお寺さんではなかったのですが、華厳寺さんにお参りに行くのは特別な気持ちでした。

青春18切符で大垣駅に向かい、樽見鉄道という電車に乗って谷汲口駅で下車、小1時間ほど歩いてゆくと参道の入口に到着です。旧名鉄谷汲駅に置いてある電車に乗りこんで遊んでみたりしながら、華厳寺さんはどんなお寺さんかとわくわくしながら参道を歩いて向かいました。

満願のお寺さんだけに精進落としの鯉や満願のたぬきさんなど、他のお寺さんにはない見所がたくさんあって参拝するのが楽しかったです。

未来のご詠歌と、巡礼を終えた巡礼者が笠を持ち上げながら谷汲山を仰ぎ見ている絵の入った華厳寺さんの手ぬぐい、満願への思いが極まる熱き一枚です。

西国三十三ヶ所を無事に巡ることができたお礼にこの手ぬぐいを手にしながらまたお参りに行きたいと思っています。


半年に渡って掲載してきました西国三十三ヶ所の三十三枚の手ぬぐい、一枚一枚にたくさんの思い出の詰まっている素敵な手ぬぐいたちです。
手ぬぐいをきっかけに巡った西国さんでしたが、どのお寺さんにも色々な特色があって周っていて本当に楽しく、全て無事に巡れたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

三十三枚の手ぬぐい(一枚だけは手に入れることができませんでしたが)は私の宝物になりました。

ありがとうございました。



ご詠歌
世を照らす 仏のしるし ありければ まだともしびも 消えぬなりけり 】(現在)
万世の 願いをここに 納めおく 水は苔より 出る谷汲】(過去)
今までは 親と頼みし 笈摺を 脱ぎて納むる 美濃の谷汲】(未来)


ご朱印(平成二十年一月十三日)

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所在地:岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積






西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/
西国三十三番満願霊場谷汲山華厳寺HP→(http://kegonji.or.jp/





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国鉄大垣駅からカラフルなカラーリングの樽見鉄道に乗車して谷汲口駅に向かいました。[AGAT18K撮影]




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てくてくと谷汲山をめざして歩いていくと、可愛い電車が見えてきました。[AGAT18K撮影]



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廃線になった旧名鉄谷汲駅に電車が保存されています。電車ごっこをして遊べます。[AGAT18K撮影]



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門前に連なるお土産屋さんで華厳寺の手ぬぐいを飾っているところがいくつもありました。愛されてます谷汲さん手ぬぐい。[AGAT18K撮影]



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自分のおなかかと思いました・・・。満願のたぬきさん。[AGAT18K撮影]



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精進落としの鯉。巡礼者たちがこの鯉に触れ精進生活から開放された気持ちになるとのこと。鯉さんに触れたあとこれからも日々是精進です。[AGAT18K撮影]




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ずっと一緒に巡ってくれた相方さんと、先達さんで手ぬぐいのことを教えてくれた友だち。一緒に参拝してくれてありがとう。




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手ぬぐい西国三十三ヶ所巡礼、これにて満願です。見てくださった方ありがとうございました。たくさんの手ぬぐいに出会えてとても素敵な西国巡礼でした。どうもありがとうございました。







<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国33/133)
 

posted by なこんぶ at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月06日

第三十二番 繖山 観音正寺 【西国巡礼/滋賀】

 
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『第三十二番 繖山 観音正寺』(きぬがさやま かんのんしょうじ)

 あな尊と 
 導き給へ
 観音寺
 遠き国より
 運ぶあゆみを

 佐佐木城址

 西国三十二番札所
 観音正寺


クリスマス西国巡礼ツーリング、長命寺さんに続いてやってまいりましたのは観音正寺さん。
観音正寺へ参拝するには西側の表参道の階段を登って向かうか、もしくは東側の車道を登っていくルートがあります。単車で向かったので、東側から入って車道を登ってラクしちゃおうとしましたら、、そうは問屋がおろさない!車道の途中がガケ崩れ!通行止めになっていました。
車道の入口にいた方に尋ねると、歩いて登れば大丈夫とのことで入口に単車を置いててくてくと登っていくことにしました。およそ30〜40分ほど登ると到着です。

大きな仁王像が迎えてくれて境内へ。残念ながら本堂は平成5年に火災にあったとのことで平成16年に再建された新しい建物でしたが、総白檀造りの千手千眼観世音菩薩坐像を拝むことができます。

聖徳太子が琵琶湖で前世が漁師だったという人魚に呼び止められ、成仏させるために千手観音像を刻んだという観音正寺の創始にまつわる人魚と本堂が描かれ、ご詠歌の入った観音正寺さんの手ぬぐい。青色の染色でとても美しく作られていると思います。佐佐木城址と書かれているのは、佐々木六角氏の居城が繖山にあったそうです。


三十三ヶ所の西国巡礼を通して思い出してみると、単車で行くのが交通費も駐車料金もかからず最強!なんて考えていましたが、単車でスッと着いてしまったお寺さんより、登ったり歩いたり頑張ったところが強く印象に残るようです。
こちらの観音正寺さんも通行止めで山登りとなりましたが、それが逆にとてもいい思い出に残りました。




ご詠歌
あなとうと 導きたまえ観音寺 遠き国より 運ぶ歩みを

ご朱印(平成十九年十二月二十四日)

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所在地:滋賀県蒲生郡安土町石寺







西国三十三所HP→(http://www.saikoku33.gr.jp/
観音正寺HP→(http://www.kannon.or.jp/





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東側のルートから登るとところどころに立て看板がありました。読み進んでいくのが楽しく、ありがたかったです。



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こんな道を登って向かいました。てくてくと。



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境内に入ると出迎えてくれる仁王像。こ、こんにちは!はじめまして。[AGAT18K撮影]




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本堂の横にある石積み。観音像も拝むことができます。[AGAT18K撮影]




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特別出演、ひこにゃん。観音正寺さんのあと彦根城へ行ってみたら、いました。ひこにゃんなんてべつに、なーんて思っていたのに、たまたま会えて大興奮。[AGAT18K撮影]






<寺院/西国三十三ヶ所>
(西国32/132)
 

posted by なこんぶ at 23:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 西国三十三ヶ所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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